行ってみよう

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オオムラサキ


総領町黒目、和田賢壮さん宅で準絶滅危惧種に指定されているオオムラサキを保護しようとビニールハウスの中で育てています。無料公開しているので、是非訪れてください。ふ化の時期や放蝶の時期が見頃です。

ブッポウソウ


ブッポウソウ目、ブッポウソウ科。全長30cmほどで、くちばしが赤い。頭は黒く体は金属光沢のある緑色で、飛ぶと翼に白い模様があります。「ゲーゲッゲッ」と鳴き、絶滅危惧種に指定されています。町内各地へ巣箱が設置してあり、5月になると子育てのためにやってきます。

カタクリ


古名を「傾籠」といいます。これは、花の様子を傾いた籠に例えたものといわれています。総領町亀谷で唯一カタクリが群生している自生地です。3月下旬から4月下旬が見頃です。

セツブンソウ


石灰岩地を好み、山裾に群生することが多い日本固有の可憐な野草で、関東北部以西に自生します。広島県内では、東部に稀に自生地があることが確認されていますが、現在ではほぼ絶滅に。その中で、総領町は日本最大の自生地を誇っています。昭和
62年(1987)年には総領町天然記念物に指定され、町花にもなっています。

領家八幡神社の社叢‐広島県指定文化財


領家八幡神社の社叢(広島県指定文化財 平成元年117日指定)

神社背後の南西向き急斜面には自然林の社叢が広がっています。胸高周囲34m推定樹齢300年のシラカシ、胸高周囲2.1m推定樹齢360年のイヌシデ、胸高周囲3.38m推定樹齢260年のケヤキ、胸高周囲2.8m推定樹齢440年のスギなどが群落しています。

臨川庵跡のイロハモミジ‐広島県指定文化財


臨川庵跡のイロハモミジ(広島県指定文化財 平成61031日指定)

総領町の中心エリア、臨川庵跡に残るイロハモミジは、延享31746)年に生まれた俳人古声が京都より持ち帰って植えたとされています。敷地内には胸高周囲3.13m、樹高18mの巨木があり、紅葉シーズンになると艶やかな華姿を誇ります。

下領家のエドヒガン‐広島県指定文化財


下領家のエドヒガン(広島県指定文化財 平成31212日指定) 

根回り7.81m、胸高周囲6.67m、樹高約20m、推定樹齢500年。この樹は大半が中部以北にあり、全国5位(県内1位)の巨樹が中国地方に存在するのは極めて珍しいとされています。例年、420日前後に開花し、苗代桜と呼ばれています。