行ってみよう

行ってみよう

下領家のエドヒガン‐広島県指定文化財


下領家のエドヒガン(広島県指定文化財 平成31212日指定) 

根回り7.81m、胸高周囲6.67m、樹高約20m、推定樹齢500年。この樹は大半が中部以北にあり、全国5位(県内1位)の巨樹が中国地方に存在するのは極めて珍しいとされています。例年、420日前後に開花し、苗代桜と呼ばれています。

セツブンソウ


石灰岩地を好み、山裾に群生することが多い日本固有の可憐な野草で、関東北部以西に自生します。広島県内では、東部に稀に自生地があることが確認されていますが、現在ではほぼ絶滅に。その中で、総領町は日本最大の自生地を誇っています。昭和
62年(1987)年には総領町天然記念物に指定され、町花にもなっています。

オオムラサキ


総領町黒目、和田賢壮さん宅で準絶滅危惧種に指定されているオオムラサキを保護しようとビニールハウスの中で育てています。無料公開しているので、是非訪れてください。ふ化の時期や放蝶の時期が見頃です。

カタクリ


古名を「傾籠」といいます。これは、花の様子を傾いた籠に例えたものといわれています。総領町亀谷で唯一カタクリが群生している自生地です。3月下旬から4月下旬が見頃です。

ブッポウソウ


ブッポウソウ目、ブッポウソウ科。全長30cmほどで、くちばしが赤い。頭は黒く体は金属光沢のある緑色で、飛ぶと翼に白い模様があります。「ゲーゲッゲッ」と鳴き、絶滅危惧種に指定されています。町内各地へ巣箱が設置してあり、5月になると子育てのためにやってきます。